
天然ガス自動車とは?特徴やメリット・デメリットについて
天然ガス自動車は、英語のCompressed Natural Gasの頭文字をとってCNG車とも呼ばれるものです。特徴としては、エンジンを動かすために天然ガスを利用しており、仕組みそのものはガソリンエンジン車と変わりないものですが、そのまま使えるわけではなく専用の改造を行う必要があります。
これらの車が使われる分野としては、タクシー業界が中心でメリットで、税制上の仕組みから燃費が良いことが挙げられます。さらにガソリンを使用するのと異なって、二酸化炭素の排気量が2割程度削減することができますし、排出される有害物質の量も少ないものです。一方で一般的に使われていないデメリットとしては、本体価格そのものが高いことや燃料を補給するためのガススタンドが少ないという点が挙げられるほか、ガスボンベに補給されるため燃料を補充するのに時間がかかります。このため一定の地域を営業エリアを中心とするタクシーが日本では主な用途となっています。
日本ではそれほど多く普及していないタイプの車ですが世界的に見れば普及を促進している国も多く特に天然ガスの豊富な国では、安価な燃料を手に入れることができるため広く使われているものです。
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